February 3, 2019
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~かけがえのない命懸けの仕事の巻~
Vol.135
2019年02月03日
天然ガスだから経費かからなくていいね
自然の中の暮らしだから癒されていいね
自然の恵みをもらって贅沢だね
自給自足でお金からなくていいね
そんなことを言われる度に愕然として、とても悲しくなる。
だいたい、そんな風にしか言えない人には決まって『島道鉱泉に住んでみれば全て判りますよ!』としか言わない。
っていうか言いたくない。
自然の中で暮らしたことのない
まして島道鉱泉で暮らしたことのない人には その環境での苦労や大変さは 一生 判らないと思うから。
自然界を相手に暮らすこと
自然界の中で仕事すること
そのことが、どれだけ大変で どれだけ恐ろしいか。
なんたって 命懸けなんだから。
しかも わたしは その場所にうまれてきちゃったんだから大変よ!
マジにヤバイよ!
子供は親を選んで生まれてきました!なんて悠長に言ってる人いたけど、わたしは絶対に自然界の中の暮らしは選ばないと思う。
親はあまりにも素晴らし過ぎて、わたしはかなりドン引きしてる。
尊敬するけど、わたしは絶対に両親みたいな生き方は出来ない。
そんなに根性ないし。
家族が嫌とか 人間関係がどうとか そんな甘いもんじゃなく 山奥の一軒家の暮らしが 嫌で嫌でたまらない時期があった。
かなり不便だし、動物いるし、虫が出てくるし、自然界のエネルギーは人よりも強くて、凄いから人が合わすより他の方法が見つからない。
我が儘放題、自分勝手の暮らしたい願望が強かった私は、島道鉱泉を修行の地と名付けていた。
一番は、自然界相手だと言葉も通用しないし、お金で解決できないから、また厄介なんだよね。自然界では人は太刀打ちできない。
自然界(特に、わたしの実家は過疎地)で暮らしているために、お金のかかる例を上げると、私たちが幼稚園や小学校になるころ 家を一軒建てたけど 普通じゃ考えられないでしょ?
しかも冬に暮らすためだけの家を建てたけど、普通じゃない。ありえない。お金かかりすぎだし(笑)
春になり 島道鉱泉へ登り 冬になり下界へ下る。
冬の間は 家屋敷を守るために老夫婦が除雪をしながら 若夫婦が 週に一度のペースで屋根の雪下ろしに行く。
そんな暮らしが当たり前で そんな生活を繰り返し 繰り返し 何十年もしている。
わたしは、18歳に糸魚川市を飛び出し、各地域をまわり、プライベートや仕事で、ありとあらゆる環境、もの、人を観てきた。
30年以上経ち 島道鉱泉に戻り 今 想うことは 環境 もの 人 それぞれは自然に優るものはないと結論に至った。
自然界での暮らしのなかでは、人間界での常識は通用しない。
まして欲や情がありすぎると命取りだ。
人は自然界のなかでは無力だ。
破壊することしかできなくて、与えられてばかりいるのに何も返せなくて申し訳ない気持ちになる。
だから、わたしが島道鉱泉で癒されたように、生きる望みを繋いだように、生きて世のため人のために働くと決めたように、わたしと同じ気持ちになれる人をたくさん増やすんだ!
障害者のわたしは何もできない。
一人じゃ何も出来ない。
でもみんなで力を合わせたら色々なことができる。
嘘みたいな本当の話ばかりを繰り広げる私の人生のなかで、そのことができるのは、島道鉱泉の環境だけなんだ。
島道鉱泉はみんなを救えるんだ!わたしが救われたように。
島道鉱泉はみんなに生きる希望を与えられるんだ!わたしが生きる希望を与えられたように。
島道鉱泉の場所は、そんな凄いことが出来る かえがえのない貴重な場所なのだ!
今日も島道鉱泉の地で生きている両親と妹を思いながらブログを書いている。
維持管理してきてくれた両親また関わってくれた存在に感謝せずにはいられない。
今年からいよいよ動き出す。
ほんとうの生き方と在り方を教える時期が来たんだ。
準備は整ったから後は時間の経過だけなのだ。
私事の感情ではなく自分事の心情で動き出す。
私事の考えではなく自分事の想いで動き出す。
答えは 島道鉱泉にしかないのだから。
ほんものは 島道鉱泉でしか見つからないのだから。
これからも、ひとりひとりの本来の魂の役割を知り じぶんらしく耀けるよう提案していきたいものだ。
今日ある命は当たり前じゃない。
改めて恵まれた日本に生きられて感謝なのだ。
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花
2019年2月3日
今日は、晴天。
島道鉱泉に、飾ってあるお花に、
昨年、お客様から頂いたハイビスカスが咲いた。
季節はずれ?の、お花に、元気をもらう。