Vol.56
2018年04月24日


妹29歳、わたし31歳の時 飲食店を開業した。

なぜ 飲食店?

理由は簡単、妹が飲食業の経験者で、わたしは経理経験者だから。

ふたりは 見た目は 全然 違うが 中身は 似てる。

ただ、外に表現するかしないかの違いだ!!

妹は 料理 洗濯 炊事を楽々こなし 口数少なく さりげない。

しかも優しくて 感受性が豊かで 涙もろい。

見た目は スマートで シャープ 宝塚の男性や役が似合う雰囲気を醸し出している!!

わたしは 人に対する憧れや親しみはないが 妹を見ていると つい見とれてしまう。

若い頃ほど、艶っぽさはないが 今の年齢しか出せない妖怪のような恐ろしいまでの色っぽさは 人を惑わす ひとつになるだろう。

その雰囲気なのに とても子供っぽさを感じてしまうから また 振り回される。

おっちょこちょいで なので小さなことには 気をとられない。

おおらかで 繊細で それでいて かなり慎重で怖がり

それでいて、しっかり者のように見えるから またまた 質が悪い。

彼女の頭の中味は いったい どんな仕組みになっているのか?

とても不思議で興味深い。

頼まれことを難なくこなす 妹のセンスの好さは やはり 両親からの血筋を 完全に受けている。

今日も 超ハードスケジュールをこなし 夜中に開かれる 主人とのマージャンを楽しみにしている彼女は ただ者ではない(笑)

12年の飲食店を経営して 山奥の家業の湯治場を手伝うことができるのは 欲が浅く 素直で 純粋だからだなっ。

今日も 赤ちゃんのように笑う主人と 幼稚園児のようにはしゃぐ妹との 真剣勝負が始まる。

明日は 富山の病気へ いつも通りの生活をして 受診に向かう。

今日も 1日 無事に過ごせて良かった。

与えられた環境に感謝なのだ。

 

キラキラはるみ