Vol.44
2018年04月13日

この時期は大切な人を亡くした思い出ばかり。

祖父に見せようと満開の桜の花を写真に納めただけで 本人は逝ってしまった。

離婚して間もないとき、元旦那も小雨が降る肌寒い4月に帰らぬ人となった。

4月は新しい門出の季節だが、わたしには 大切な人との衝撃的な出来事を思い出させる。

でも、今は 優しい旦那様と いつも、わたしに 暖かな気遣いを向けてくれるお姑さんが 傍にいてくれる。

いつも変わらない その清らかさと 素敵な笑い顔は わたしの切ない思い出たちを打ち消す。

お姑さんも 旦那様 4月に亡くしたばかりだったな。  しかも、祖父と同じ日だったよね。

お酒と水が好きだった義理父様に 毎日 お供えをするお姑さん。

いつも 話しかけ いつも笑いかけ いつも楽しそうに、会話しているみたいだ。

私たち3人の共通点は、じぶんだけの楽しみ方を知っていること、じぶん中心に生きていることだ。

だから 小さいことには拘らず 大まかで 優しい。

だから 人には 優しく 繊細で デリケート。

だから いつもキラキラ輝いて 笑っている。

そんな 素敵な家族と そんな優しい家族と いられることが とてもありがたい。

今日も恵まれている全ての環境に感謝なのだ。

キラキラはるみ