March 16, 2018
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~厳しい躾ありがとうの巻~
Vol.17
2018年03月16日
高校の時の教師、狸みたいに愛くるしい担任から『お前は人と違って変わってるんだから都会に行って教養を身につけたらもっと人生観が拡がるぞ!田舎に籠るのは勿体ないよ』と言われた言葉は 今でも印象的だ。
教養を身につける なるほど、ようするに都会に行って磨かれてこいということだな!とわたしは、進学せず就職した。
なぜ就職したのかというと学生の時から自立を目指しお金を稼ぐことを夢見ていたからだ。
せっかくなら一度は都会で働いてみたい!家族はわたしの体を心配して関東行きは大反対。それでも何度も交渉して東京での就職先を決めた。
地方出身のための寮があったので、わたしは葛飾区青砥寮に入った。その時の出逢った彼女との交流を深め、今ではかけがえのない親友になった。
新入社員研修は1ヶ月間。さすが大手スーパー教育が違う。朝はドアを開いたときから始まり 挨拶の声が小さい人は研修室に入れないくらい厳しかった。
毎日の夕方の3分間スピーチでは5人ずつ前に出て喋らないと帰宅出来なかった。研修が終わる頃には半分くらいの新入社員が辞めていた。挨拶ができない、協調性がない、度胸がないと続かない柔な人がたくさんいた。
あのスーパーでの新入社員研修のときも 実家での躾のお陰で楽にこなせた。当たり前にやっていたことが社会に出て役立つとは、やはり現実に見せられないと解らなかった。
学生の頃 祖父母から 社会学、人間学を勉強しろ! これからは大学を出たけれども就職できない時代が来ると言っていた。
仕事をするようになり色々な人間関係を経験して実践しながら勉強した。人の感情、心情、思い、念、気持ち。
スーパーマーケットの仕事は勉強になることばかりで、レジだけでなく、経理、青果、鮮魚、惣菜、色々な部署で働いた。そこで働く人の人間模様も また勉強になった。
一度目の島道鉱泉へ変える流れになったのは就職してから、三年目の夏だった。
今日も気の合う人と未来のビジョンを語って じぶんの過去を開放した。ありのままのじぶんを ストレートに表現していかたらいいなぁ
今日も無事過ごせたことに 今日も何事もなかったことに 今日も正しく機能してくれた頭脳に 正しく動いてくれたじぶんの身体に、与えられたすべての環境に感謝なのだ。キラキラはるみ