March 11, 2018
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~ませたガキの巻~
Vol.12
2018年03月11日
中学三年、熱血教師に出逢った。大卒上がりの教師は意気揚々でいつも笑顔だった。わたしの楽しみは新任担任をおちょくり似顔絵をプレゼントすることだった(笑)
その担任はいつも一生懸命で多感な私達を真っ直ぐ相手をしてくれたので中学三年になってからは、学校に行くのが楽しみになった。
わたしの描く担任の似顔絵をみて 友人たちは、他の教師もリクエスト。皆、個性があり特徴的なので描きやすく、似てる、似てると誉められた。
今でも覚えている担任とのエピソード。
『はるみは、一丁前な口を言うよな(笑)大人みたいだなぁ』
『先生、タジタジだよ』
その教師がしていた赤のネクタイをみて
『先生、赤いネクタイ似合ってますね!今日は特別な日ですか?』と声をかけたからだ。担任は、丸い大きな目をクリクリさせて笑っていたものだ。
素直に自分の気持ちを言うと、相手をビックリさせるようだ。
正直に伝えてるだけなのに相手は恐縮するみたいだ。それが誤解を生まないよう細心の注意を払う。
熱血な教師だから、赤色が とても似合ってた。参観日や保護者会議のときは 青色ネクタイだった。そのときの行事で色を変えていた そのお洒落な担任は中学校時代の一番、印象的な人だった。
日々 過ごす時間のなかで、人間事で感情が揺れ共鳴することがある。そんな時は 自分の良い箇所、悪い箇所を、冷静に考えてみる。落ち込んだり逃げ出したら また同じことの繰り返しで、次は、もっと酷い出来事が訪れる。
悪を憎んで、人を憎まず。
見せられた現実世界と見えない精神世界が繋がっていることを再認識した。
今日も、無事に過ごせたことに感謝しよう。
今日も、大きな声を出せて 笑顔で居られたことに感謝しよう。キラキラはるみ