Vol.181
2019年07月16


高校生の頃からの友人が他界した。
入院したと聞いていたのに見舞いにも行かず、じぶんの生活に終われていた。

昨年末、同級生の集まりがあり飲み会の時は元気そうに見えたが、2月に入院したと本人から連絡が来たときにお見舞いにも行かず、そのままだった。

東京からUターンした時、田舎が嫌で嫌でたまらないわたしに、いつも声をかけてくれて、一緒に遊んでくれた彼女。
皆で逢うのが楽しくて、楽しくて、よく夜更かしをしたものだ。

彼女の悲報を聞いて、わたしは、小学校の頃を思い出してしまった。
忘れかけていた記憶が甦り、わたしの中に闇が吹き上げてきた!
養護学校付の病院での生活を、同級生が病気で他界したことを思い出したわたしは、いてもたってもいられない心境になり久しぶりに夜、寝付きが悪い日が続いた。

わたしは、じぶんの身体が悪化していることに気がついている。
もう、とっくに息を引き取ってもおかしくないはずだ!

昨年、じぶんを死に追いやるくらい気が狂っていたし、医学ではもう死んでいるはずなのだから(笑)

もう生きていなくていいのではないか?
もうやり残すことはないのではないか?
もう何もできないのではないか?
わたしの存在価値なんてあるのか?

人の死に慣れてしまった闘病生活。
何度も余命宣告を受けて死と背中合わせの生活をしていると、じぶんへの期待と不安が交互にやってくる。

時には、人間的な感情をバカにして 時には、人間味溢れる生き方を侮辱して じぶんじしんが 憎らしくて、死んでしまえばいいと考えてしまう。

でも自殺するだけの勇気もなくて、それなのに死にたいと思うこともある。
呼吸困難の回数が増え、目の霞が日常になってしまった わたしの身体。
明日 目が覚めなかったときのことに怯えながら床につく毎日だが、、、

いやいや 人間界でやることができたら、人間界でスケジュールが埋まったら、人間界で楽しめそうなことを見つけたら、、、

わたしを頼る人がいてくれて
わたしを当てにする人がいてくれて
わたしを励ます人がいてくれて
わたしを支える人がいてくれて
わたしを面白いと笑う人がいてくれるだけで

また頑張ってみよう!また気合いを入れてみよう!また歯を食い縛ってみよう!また張り切ってみよう!また精一杯、生きてみよう!と試みてみる。

わたしは他界した彼女の分まで 生きなくちゃ。

彼女の笑顔や わたしにかけてくれた優しさや思いやりを忘れず 今度は わたしがまわりに 優しさと思いやりを振り撒くのだ!

今日ある命を大切にしよう!
今日流した涙は無駄じゃない!

今日も、明日も、明後日も、元気でいられるよう

いつもニコニコ笑顔を忘れずに
いつもコツコツじぶんの気持ちに正直に
いつもフワフワ緩く柔らかくリラックスして

じぶんらしさを忘れず マイペースで 気を楽にして 愉しめる環境に身をおく。

それを、そんなことを、それだけを、意識してみよう!

今夜は、彼女の笑顔、彼女の笑い声、彼女の優しさ、彼女の思いやり、彼女がわたしに残してくれた想い出に浸ろう。
今朝、じぶんの身の回りの荷物の整理をしていたら高校生の卒業記念に書いた色紙が出てきた。彼女の直筆があり懐かしかった。

この場を借りて 改めて

【ご冥福を心からお祈り致します】


キラキラはるみ


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